変わりゆく時代の中で、変わらない“ものづくりの誇り”を届ける。

私たち鈴覚は、静岡県を拠点に、鋼材の販売から部品の加工・製造までを一貫して手がけるものづくり企業です。鋼板・形鋼・丸棒・非鉄金属など多様な鋼材を取り扱いながら、二輪・四輪車用のハンドルやステー、輸送用スチール梱包ケースなど、幅広いニーズに応えています。

創業は大正2年（1913年）。リヤカーに鍋ややかんを積んで売り歩いたことが、私たちの原点です。
時代の変化とともに“鉄”という素材に着目し、ただ売るだけではなく、加工や製造まで手がけることで、必要とするお客様に最適な形で価値を届けてきました。
110年以上にわたって積み重ねてきた歴史と信頼。それが、鈴覚の最大の強みです。ヤマハのバイク向けアルミテーパーハンドルの製造も手掛けており、
軽量かつ高強度が求められるこの分野で、設計から成形、溶接までを一貫して社内で対応できる体制を整えています。
国内の信頼はもちろん、米国やベトナムの海外拠点にも製品を供給し、グローバルな展開を進めています。

私たちが向き合い続けているのは、「なぜ鉄を扱うのか？」という問いです。
高いリサイクル性を持つ素材としての可能性、そして、長い付き合いの中で築いてきた取引先との確かな信頼関係。それらが、鈴覚のものづくりの土台になっています。
社内では、一人ひとりが目標を持ち、自ら考え行動し、結果にこだわる文化があります。「自分の手がけた製品が、社会の中で生きている」という実感が、社員のやりがいや誇りに繋がっています。

ただの鉄じゃない。ただの工場でもない。
地域に根ざし、世界にも挑む。鈴覚は、次の100年に向けて歩みを進めています。

採用情報

代表メッセージ

「地域に根ざし、世界とつながる。私たちは“二本の柱”で、次の100年を築いていきます。」

鈴覚は1913年の創業以来、鉄という素材に向き合い続け、今では「鋼材の販売」と「部品の加工・製造」、2つの事業を柱に成長を続けています。

販売面では、東海地域──遠州・三河エリアのお客様に密着したサービスを展開。鋼材をストックしながら、小回りの利く対応で、お客様の細かいニーズに応えてきました。顔の見える関係だからこそ築ける信頼と、地場企業ならではの柔軟さが、私たちの強みです。

そして加工面では、ヤマハのバイク向けアルミテーパーハンドルを中心に、高度な製造技術を活かしたものづくりを展開。約8年前から取り組み始めたこの分野では、高級化・軽量化といったトレンドに応えるべく、さらなる技術の深化に挑んでいます。現在は製造ラインもフル稼働ですが、軽量化を追求するなかで性能の限界に挑みながら、信頼される品質を守り続けています。

私たちはこれからも、この「販売」と「加工」の両輪で、“必要なものを、必要な形で”届け続けます。
地元に根ざしたものづくりの誇りと、世界とつながる視点を持ち、次の100年を目指して挑戦を続けていきます。

会社概要